では、そんな有害なカビを防ぐためにどうしたら良いのか? それは太古からの知恵に答えがありました。
カビが大量発生するためにはもう一つの要素 「えさ」 が必要です。 エサがなくてはカビと言えども生きていくことはできません。 そのエサの一つが化学物質の合成樹脂です。 例えば塩ビクロスは空気を遮断するので結露を起こします。 合成樹脂を含んでいるので、ここに気温24度以上が加わると 「カビの大量発生」 の条件が整うわけです。 ※塩ビクロスや土壁は一般的にPh9以下の酸性です。
では塩ビクロスの代わりに、壁に漆喰を塗ると? 漆喰の調湿性で結露を防ぎ、強アルカリ性がカビを完全に殺します。 もちろん天然100%ですから、エサである合成樹脂は含みません。
だから漆喰の壁、特に強アルカリ性の高いスイス漆喰は、 強力にカビの発生を防ぐ効果を持つことが古代から知られているのです。 |